
A・ヒューマン キャリアセミナー ー節目のキャリアを考えるー
次世代リーダーの皆様へ
このセミナーの目的は、「自分のキャリアを考える=自律的キャリア形成ができる」ビジネスパーソンになっていただくこと。
当社は、『30代の選職』をコンセプトに、キャリアデザインのサポートを行っております。“選職”という言葉には、次のステップ(キャリア)を自らが“選ぶ”という、意味を込めています。
このセミナーを通じて、「自律的キャリア形成ができる」「自分が目指す通りキャリアを選択できる」スキルを身につけていただければ幸いです。
講師:藤沢久美 氏
藤沢久美 氏
投資信託会社勤務を経て、96年、日本初の投資信託評価会社を設立。現在はシンクタンク・ソフィアバンクの副代表、「社会起業家フォーラム」副代表。セミナーやテレビ、雑誌など幅広いメディアで活躍し、経済・経営に関するわかりやすい解説が評判。金融審議会委員など、政府の委員など公職も多数兼務。
対象となる方
■次世代リーダー
■次世代リーダーを目指してキャリア形成を考えたいビジネスパーソン
第2回A・ヒューマン キャリアセミナー<概要>
| テーマ | 私が働き続ける理由 —識者に学ぶ、自律的キャリア形成— |
|---|---|
| セミナー講師 | シンクタンク・ソフィアバンク副代表/藤沢久美氏 |
| 開催日時 | 2007年10月24日(水) 18:30~21:00 |
| 会場 | 航空会館・7F大ホール 東京都港区新橋1-18-1【地図】 |
| 定員 | 100名 |
| 受講料 | 無料 |
| 参加申し込み/お問い合わせ | お電話でのお問い合わせも受付しております。 TEL:03-3519-4181 |
| 注意事項 | 申し込み締め切り 10月23日 |
第2回A・ヒューマンキャリアセミナー 講演レポート
講師:シンクタンク・ソフィアバンク 副代表 藤沢久美氏
日時:2007年10月24日(水)18:30~21:0
場所:航空会館(港区新橋)
テーマ:「私が働き続ける理由」~識者に学ぶ、自律的キャリア形成~
「やりたいことを理解し、工夫し続けることがキャリア形成・自己実現への近道」
大学時代の研究室生活で、頑張っている人よりも教授など上司ばかりを気にしている人の方が評価されるというヒエラルキー構造を見て、友人と、年齢・性別・国籍に関係なく、頑張った人が評価される会社を作ろうという話になりました。当時を振り返れば、若気の至りであり、若さゆえの極端な発想だったとも思いますが、なぜか本気でそう思ったのです。けれども、起業するビジネスアイデアもスキルも資金も無い。そこで、まず就職して社会勉強をし、30歳になったら再会し、会社を作ろうと約束しました。
最初の就職先に選んだのは、投資信託の運用会社でした。 "未来"を知りたいという思いから、証券アナリストになりたいと思ったのです。配属は、投資信託の商品開発をする企画部。当初、アナリストになりたかった私はそれが不満で愚痴ばかりでしたが、恩師の「石の上には3年でなく5年」という言葉を思い出し、とりあえず頑張ろうと思い直しましたが、経済学部出身でない私は、経済用語も金融用語もわからない。
時には、そんなことも分からないのかと先輩や顧客から叱られることもありました。そこで、わからなかったことをすべてノートに書き留めて、その日のうちに自宅で調べ、二度と同じことを分からないと言わないようにしようと努力しました。
1年間続けてみると、投資信託に関する法律や税制といった知識がある程度、身についていたのです。当時、投資信託会社では、ファンドマネージャーやアナリストの仕事が花形で、企画の仕事は人気がありませんでした。しかし、投資信託業界に参入してくる外資系企業が求めた人材は、日本独自ルールを知っている企画部門、計理(投信の場合は、経理ではなく計理)部門の人材でした。人が嫌がる仕事であっても、こつこつ取り組んでいると、チャンスはやってくるものなのです。
もちろん就職後も起業の夢はずっと持ち続け、そのために「資金を貯める」ことと、「社長と話す」ことを心がけました。会社でも、機会を作っては社長のところに行き、様々な提案をしました。くだらない提案もあって、社長に怒鳴られたこともありますが・・。経営者になるために、経営者の考え方を学んでおきたいと思ったのです。
2年6ヶ月で初めての転職をしました。同じ企画の仕事だったのですが、いざ転職してみると、自分がいかに未熟で、多くの人の力を借りて仕事をしてきたかを痛感しました。また、その会社の売上が伸びないことも不安で、悩んだ末に資格をとろうと、お稽古ごとを始めました。朝は月曜から金曜まで英会話。夜は着付け、和裁、染色と着物系お稽古。アナリストの資格もとりました。着付けは国際免許までとったのですが、先生の時給を聞きショックを受けました。やはり時間をかけたものでなければ、お金をいただく仕事にはならないのだと、自分の時間をかけたものを考えてみると、それはやはり投資信託の仕事でした。こうして、再び仕事に真剣に取り組み始めたある日、証券会社の営業担当者に「現場でお金を集める大変さを知らない」と言われました。経営をするなら、営業は必須。今度は営業を経験しようと思い、営業への希望を出しましたが、営業は男との仕事と言われ、2年10ヶ月目に2度目の転職を決めました。
三つ目の会社に入る際、思い切って年収1千万円と希望し、それが実現したのです。しかし、実際、営業の仕事は経験ありません。正直、辛かった。偉い人にはなかなか会えないし、何より実力以上の給料を貰っていたのが辛かった。そんな辛さから逃げるように、起業を決意しました。
ビジネス案は色々考えていましたが、日本にも投資信託の評価会社が必要という大蔵省の答申を読み、これだと確信しました。そして、電子情報端末に投信の評価情報を流す企画を持って、通信社へ提案に行きました。けれども、全然だめ。あきらめかけた時に、起きたのが阪神淡路大震災。その災害の写真を新聞で見たとき、人は突然死ぬのだということを痛感しました。 やりたいことを、実行せずに死ぬより、失敗しても実行して死んだほうが後悔しない。そう思ったのです。その後、ロイター通信社との提携が決まり、起業への一歩を歩み始めたのです。 起業1年目は本当に大変で、当時は、インターネットなどありませんでしたから、投信評価をするための価格情報を簡単には入手できません。情報が欲しいと運用会社を回っても、外資系以外からはほぼ断られました。結局、投資信託協会にある投資家閲覧用資料から、評価対象の情報を書き写すことから始めました。年収1千万円の後、起業最初の年収は96万円。辛いこともたくさんあったけれど、自分たちが世の中を変えると信じていたから、本当に楽しかった。夢を共有するってこういうことなんだなぁ…と。 起業してわかったのが、お金を頂くのが本当に大変だということ。そして、人の助けの有難さ。必死にやっていれば、誰かが見ていて手を貸してくれる。起業を通じて学んだ最大のことは、人に感謝することかもしれません。苦労して作った業界初の投資信託評価会社は、その後、大手が参入などの理由もあって、4年で売却しました。 起業して必死で仕事に取り組んでいる時、木々の新緑など素朴で当たり前なことに感動する自分に驚きました。今は、そうした感動が薄れたと感じた時には、今の自分は一生懸命生きていないのかもしれないと、自分を省みる機会にしています。 会社の売却後、シンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画し、社会への情報発信に取り組む中、NHK教育テレビのキャスターや、政府の審議会委員など、新たな仕事も経験する機会を頂きました。世間から見られるという仕事が続いた時期は、周囲の目を気にするあまり、自分の心に正直に行動できず、体調を崩しました。しかし、その時「自分には感謝が足りないのでは?」という気づきを得たのです。今、与えられている仕事に感謝せず、色々なものを追いかけても幸せになれない。与えられたものを感謝の気持ちをこめて、悔いなく取り組んでいるか?その積み重ねが次につながると考えるようになりました。 人生のルートは決まってないと、つくづく思います。転職を振り返って思うのですが、一つ目の会社、二つ目の会社で不満に思っていることは、三つ目の会社でも同じ。結局、自分なんですよね。目の前の仕事に全身全霊で取り組んで、楽に仕事がこなせるようになったとき、次のステップが見えてくる。
年齢で言えば、30歳くらいまでは目標を持って努力する。そして、30歳を過ぎたら、自分のできること、出来ないことを認識することが大切だと思います。そして、35歳くらいから、自分の歩みを明確にすることを意識始め、私の場合、40歳になり、今度は何故働くのか…と考えるようになりました。私自身、これまでお世話になった人たちに、何の恩返しもしてないんですよね。
全ての人は社会の色々な仕組みの中で生かされていると思うのです。ですから、仕事というのは、その恩返し。
自分達の仕事の向こうに広がる世の中まで見つめている会社は、働いている人が生き生きしている。東京のお弁当屋さんの従業員たちは、「ぼくらの仕事は日本経済を支えることだ!」とおっしゃいます。彼らは、11品目ものおかずの入った栄養満点のお弁当を460円で提供しています。その顧客こそが、日本経済を支えて働く人たち。だから、彼らの仕事も日本経済を支える仕事。目の前の仕事だけ見ていると、つまらなく思えても、それは必ず社会につながっている。上に立つ人たちが、そのことを部下に語っていれば、偽装事件も起きないでしょう。たとえお客様の喜ぶ顔が見えない仕事でも、その顔を想像しながら働くことが喜びになる。全ての仕事に意味がある。その意味に気がつくと、スキルは自然に高まっていくのだと思います。
株式会社A・ヒューマンの特徴
キャリア形成としての転職を考える30代を中心とした人材の紹介で高い評価を頂いております。
業界出身の一流コンサルタントが、転職希望者と企業双方ののコミュニケーションを密に取ります。大手人材紹介会社で行うことが出来ないような、きめ細やかなコンサルティングを行っております。
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